要約すると サマセット・モーム (著) 中村能三(訳) 新潮文庫 の書評・感想 2022.03.06 カテゴリー1 モームが晩年に自身の人生を振り返ってその時々の思いをまとめあげたもの。彼は人生の中で、何度かいかんともしがたい思いがこころにオリのように溜まってきて、のっぴきならない状態になったようだが、それらを書ききることで溜飲は下がり満足し、次の人生に迎えるということがあったようだ。内容はおもに文学、思想、芝居
女ごころ W・サマセット モーム(著)ちくま文庫 の書評・感想 2022.03.01 カテゴリー1 モームの作品は翻訳されたものはほとんど読んでいると思う。どの作品も基本最初から最後まで読みやすく、文にツヤがあり話に落ちがある。長めで好きなのは本タイトルと『劇場』あと『サミング・アップ』も好き。新潮の100冊にはいまも『月と6ペンス』だけが残っているのだが(たぶん30年は動いてない)、なん